我が家では、1997年12月にプリウスを注文して、1998年3月に納車されました。

 なぜ我が家でプリウスを買ったかというと、それまで乗っていたカムリが1998年の7月に7年目の車検切れを迎えることになっており、そろそろ車を買換えようかなと考えていた、ということが一番の購入理由です。つまり、1997年に買い換えようと思ったときには、どんなクルマでもよかったのです(^^;;

 カムリは、トヨタがワールドワイドに展開している合理的なクルマだけあって、それなりに良くできており、デザインも含めて全然古さを感じさせなかったのです。しかし、7年目になると少々ガタがくるし、飽きがくるのが実感でした。
 そこで、97年夏頃から、新車を物色し始めました。カムリ・グラーシア、ステージア、ボルボなどなど、多くの車の試乗会に出かけましたが、私たち夫婦の気持ちにぴったりくる自動車はなかなかありませんでした。

 その中で、ベンツのAクラスが最初の候補でした。Aクラスは、これまでのベンツとは全く異なった発想で、コンパクボディに高い安全性と環境への配慮をうたった車で、ヨーロッパでは爆発的な人気車になっていたようです。日本でも1998年の春頃発売で値段も250万円程度ではないかといわれていましたので、その点も購入対象の範囲内でした。このため、1997年秋にベンツに予約に行きましたが、その段階では日本での販売は未定とのことで、受け付けてもらえませんでした。そこに、あのAクラスの実験時で転倒とのニュースが入ってきて、日本での発売は1998年の秋以降に延びるとことになってしまいましたので、結局、我が家の購入時期には合わず、断念せざるを得ませんでした。

 もう一つの候補が、プリウスでした。97年の東京モーターショウでも一番の目玉といわれましたが、実際に出かけて見ると、コンパクトなボディに新しさを感じさせるインテリアとエクステリアのデザインが気に入りました。その後も、カー・オブ・ザ・イヤーをはじめ様々な賞をとるなど、話題性たっぷりでした。最先端の技術にも大変興味がありましたし、環境にやさしいという点も気に入りました。そんな、こんなで、ミーハーを自認する我が家では、97年12月に発売されると同時にプリウスの購入を申し込んでしまいました。

 プリウスの購入の申し込みの前に、「実際に試乗してから決めた方がよいのではないか」という当たり前の議論が妻からあったのですが、ともかく早くほしいということで、試乗もしないで申し込んでしまったのです(何しろ1997年12月時点では試乗会も1ヶ月待ちという状況だったのです。)。プリウスの初期の購入者の中には、私たちと同様に試乗もしないで買ってしまった人間が何人もいたようです。(こんな高い買い物を試乗もしないで買ってしまうなんて、なんて剛毅な人たちぃ!!。<自分)