1998年2月28日(土) by やっちん

 誰でも、どんな自動車でも、まっさらの新車を買ってきて最初に乗るときは楽しいものだ。まして、それが話題のプリウスならと、少々舞い上がった気分で初乗りに挑戦した。
 まず、車内に入るが、外見の短さからは想像もつかないほど大きなスペースがある。前に乗っていたカムリよりも頭の上のスペースは大きく快適だ。また、かなり視点が高いのもよい。これは私の座高が高いという身体上の欠陥も作用しているが・・・・(^^;。

 エンジンをかけると、READYマークがでる。雑誌ではすぐにエンジンが止まると書いてあったが、結構アイドリングはしている。そのうち、バッテリーが満杯になると、アイドリングも停止した。駐車場には頭から入れてあるので、バックで出なければいけないが、バックは常に電気だ。つまり、音もなく、スーと後退する。
 前進も、低速はモータで動くが、ある程度走り出すとガソリンエンジンが動き出す。時速20キロ程度でエンジンが着火するイメージだ。特筆なのは、モーターからエンジンに切り替わるときの衝撃が皆無と言ってよい点だ。本当になめらかなのに驚く。

 足回りは、サスペンションのふわふわ感が強い。曲がった時のロールも強く感じる。この点は気になる。高速道路などに入ったときに不安定感が増すのではと予想したが、高速道路では全然問題を感じなかった。かえって、エンジンのスムース感とあいまって、高速での定速走行では、通常の車よりも高い快適感を感じた。最高時速にはチャレンジはしていないが、追い越し車線でも余裕があるので、通常のファミリーカーとして合格であろう。

 問題は、ブレーキである。慣れの問題かもしれないが、運動エネルギーを電気エネルギーに変換して電池に蓄電する回生ブレーキを積んでいるので、ともかく、ブレーキのききがすざまじい。ともかくきく。普通車のつもりでブレーキを踏むと、かっくんという感じで止まるし、逆Gも感じる。これは訓練が必要だ。

 いろいろ書いてきたが、ふつうの車でできることをハイブリッドでできるようにしたことがすごいのかなと思った。まあ、この車をふつうの車と比較するのはあまり意味をもたないことかもしれないが、ともかく、これから数年間は、このプリウスとつきあっていくつもりである。初印象として、最新テクノロジーを使ったこの車を所有したという満足はかなり高いと言っておこう。


1998年4月25日追記: その後ブレーキには慣れ、しっかりした安心感のあるすばらしいブレーキと感じるようになったことを報告しておきます。